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雨季編 16
そろそろ日本へ帰る日が近づいてきた、残り3日、、正確には4日かな
今日 明日 2日間がココで 3日目の昼間にバンコクへ向い
その夜 空港から00:30の飛行機で4日目の朝には福岡到着、、
つまり今晩と明晩だけが ここで眠る、、
 
昨晩から来客の数が増えてきた、、昨夜 寝たのは4時前、、
新築の家で寝るようになってからカミイに遠慮なく起きていられるけど
カミイが居た旧居と違って来客者にも遠慮が無いようだ、、
 
俺が いつ帰るか皆知ってるから考える事は皆同じ、
今 稼がなきゃ行ってしまえば稼げない、、と ばかりに来る来る、、
応接セットの椅子に座りきれない奴は 玄関前の天井付のスペースで待機、、
 
どうして こう タイ人って計画性が無いのだろう、、
それとも「皆で行けば怖くない」??昨夜は14人も来た、、
最初来た奴は寝たけど 寝てる間に10人は集まってたし、、
 
レギュラーのサッやシートンに交通整理ならぬ集合整理を頼む、、
椅子に座ってる彼らを見てサッが「誰にする?」と言う
何だかコレって友人をバンコクのマッサージパーラーに案内して
ガラス棚の向こうに居る女を選ばせてる俺の言葉そのまま、、
 
バンコクで女を選ばせる時って1人で良いから友人の好みを聞くだけで済むけど
俺の場合は1人じゃ無いって皆しってるから、、でも全部って訳には、、
いくら俺でも身体が持たないし時間だって足るわけない、、
 
1人1人と交渉するのは慣れてるけど 並ばれて指名制は ちょっと、、、
男の好みだけで言えば簡単だけど 長く付き合ってると他の要素が入るから、、
誰々は金欠だからタンブンしなきゃ とか あいつ長く寝てないから外すと可哀想とか、、
それでも誰か選ばなきゃ、、、
 
俺が指名するのをじっと俺を見て待ってる、、
まず5人を順不同で選ぶ、、そして彼らの順番を決めた
他の奴 がっかりした様子が無いからホッとした、、
「欲しいのは貴方 金を払うのも貴方」って感覚らしいが、、
選に漏れた奴らが諦めた訳じゃない、、「明日は俺かも」と思ってるだけ、、
 
この5人全部とHした訳じゃない、、俺がいつもは選ばない奴ってフニャチンだったり、、
3人は出来る 他の2人は、、その内の1人は按摩、、H続きじゃ身体が持たない、、
もう1人はと言うと俺のマスターベーション係、、、この人は最初 他の人と同じに
やろうと頑張ってたけど相手が男だとチンポが言う事を聞かないらしく
それでもバイトしたいから俺のを触ってきて口に咥えられたのが最初、、
 
生だと口でも病気が怖い、、ゴム付けて、、それから彼の仕事はずっとそれ、、
前回なんか「こんなに起つなら俺のに入れてみるか」と誘う、、
確かに「凄い奴」に抱かれてるより安いバイト代しか払わないけど、、
少しでも増やそうと思ってるのは解るが「バックやった事が有るの」と聞けばNOなの、、
 
それが今回 同じように誘うから答えを曖昧に答えずにいたら
上向きの俺にしゃがんで来た、、先っちょが入ったかなって頃 痛そうに抜く
「ほら慣れないと無理さ」って俺の言葉に耳を貸さず再度挑戦、、
そんな、、涙を浮かべながら しゃがむ事は無いだろ そこまでしなくてもバイトは出来る、
俺 相手を虐めるサドの気は無いけど、、、
 
相手が兎跳びみたいな上下運動を繰り返す 彼 感じてる訳じゃなくて あくまで仕事、、
別にそれが好きでもないのに何故そこまでするの?
Hって感じがしないから 俺 途中で萎んじゃった、、
「女役が好きか?男役は出来ないのか」と聞かれてもねぇ、、
 
「俺 今日は痛くても頑張ったぞ 300Bにはなるか?」と尋ねられた、、
(何時もは彼 100Bか200B )黙って300B差出した、、、(負けたもんね)
 
指名されなかった人達も 広間に残ってTVみたりして談話室の雰囲気
眠くなったりすれば適当に帰っていく、、
友達同士で来てる場合は友達が俺と済むまで待ってたりする、、
 
彼らが帰った後 鍵かけて寝ようとしてたら窓をノックする音
他の人に俺と寝たと知られたくないと言ってたAが来てた、、
最初の1人 10人+サッにシートン このAと昨夜の人数は
遊ばなかった人を含めて14人、、
 
今晩は もっと増える、、いつも帰る前になると「滑り込みセーフ」と ばかり
段々と増えるのは毎度の事 眠る時間が少なくなる、、
17
昼前まで寝てたから食事は朝昼兼ねて旧居に食べにいった
(新居は水の問題が完全には解決してない)
カミイが田んぼの監督には行かず俺の食事の為に残ってた
ティウは田植えの手伝い アミタは幼稚園 1人だけでの食事になった、
 
昨晩の事を話すと「人数制限して要らない人は家に入れないように」と言う
俺が寝てる間に他の部屋は掃除して綺麗にしたらしいがゴミがいっぱいだったとか
以前の麻薬の時のような事が知らぬ間に起きてるのも怖いしと言う、、
 
カミイからの提案「外灯を点けてる時は来てのサインにすれば、灯りが無い時はノー」
俺が赤と青の信号機みたいだねと言うと「買ってきて付けようか?」とマジ
今回の滞在では間に合わないけど本気で付けたほうが良いかも、、、
俺だって本を読んだり風呂に入ったり自分だけの時間も必要だし、、
 
俺が「こんなにメチャ遊べるのも今のうち 後2年後は仕事やめて稼ぎが無くなる
毎日こんなに大勢と遊んで金をばら撒いてたら無くなるから それに歳とれば無理かな」
そう言うと「金が無いと言わない方が良いよ 歳だから減らすと言うべき」と返答する
金持ちは偉くて貧乏は馬鹿にされる事は俺も充分に承知してるが
彼は馬鹿にされてた経験があるから特に敏感にアドバイスする、、
日本人とタイ人の「金が無い」の意味は雲泥の差があるから、、、
 
俺の考えは別の処にある、、
日本でも「お!これはいいな」と思った男には友人になりたい気持ちを込めて話す
お互いの心の隙間を少なくし ある程度の友達関係を造る
相手はノンケだが俺がゲイなのは知ってる 最初は冗談みたいに「俺と寝ない?」と聞く
勿論 答えはNOだが 真剣に俺の理想は君みたいなタイプと口説く
 
「男と寝たって浮気じゃない 君が女好きだって事も判ってる、君が嫌だって事も判る
 だけど愛なんて要らない、嫌なら2度とは言わないから1度だけ寝てみない?」
こんな時の1万か2万円はバイトだからと相手に納得させる有効な手段だ、、
 
最初の一線を越えたらしめたもの!「なんだ簡単じゃん」と思わせよう、、
2回目は簡単だが金額を下げるのがコツ「1回だけはホントに欲しかったんだ
でも君さえ良ければ5千円(又は三千円)で時々バイトしない?いつも万の金は
俺には1日の稼ぎだから出せないけど それで君が良ければ来てね」と為る、、
 
全部じゃ無いが3割位の確率で結構続く、、その内に男と寝るのに抵抗がなくなって
食事をおごる代りにとか、、その程度でも済むようになる、、
 
日本でも人口が少ない田舎に住んでるから周囲にゲイなんて居ない環境の中で
失敗を重ねながら編み出した手法だ、、20年以上続いて親友に近い奴まで居る
同じ事をタイの田舎でゆっくりしたスピードで実践してる、、
タイの物価は10年前より上がってるが俺が男達に渡す金は減らしてる、、
 
いつかは金目的の人は去って行くだろう、追うまい、、
残るのはゲイに慣れたノンケの友人だけになるが今でも大切な友人達だ、、
日本とタイの違いは日本では男と寝た事をひた隠しにして誰にも秘密だが
こちらでは人前で話さなきゃ暗黙の了解って程度、、秘密って程じゃ無い事、、
プライバシーの考え方に差が有るって事かな、、
 
昼過ぎ 肩揉みのアルバイトが来た これは代金減らす気は無い、、
ただ皆 毎年1才ずつ歳をとっていくから子供達が昇格してくるだけ、、
 
さあ残りの2晩は どうなるんだろう、、新築の家だと遠慮が無いから楽しみ、、
18
夕方から雨 たぶん今日は来る奴 少なくなる、、
毎日来てるティウの兄が明るい内に訪ねてきた「偶にはドライブしない?」
俺は毎日運転してるけど彼が来る時間は男達が押寄せて来る時間だから
遊びに行く事は無かった、ウッとかチャムローが居たら俺を上手に誘い出すけど
今回の滞在ではディスコとかカラオケに行く事も無かった

晩飯の時間までは少しあるから気晴らしに出るか、でも1時間位ね、、
出かけにチャンシーが焼酎(ラオ)買ってきてと おねだり、いいよ安いから、、
2人だけで何処と場所も決めないで小雨の中をスタート
運転は彼、「運転出来る」と何度も売り込んでたから御披露目のつもりか、、

確かに細かい道を知ってて走るが今 何処を走ってるんだろう?
俺が車を買ったのは最近だから村から出てしまうと覚えてない道が多い
サコンに行く幹線道路などは大丈夫だけど未舗装の道路までは、、

30分も走ると辺りが暗くなってきた 雨も少し激しくなってきた、、
「そろそろ帰ろうか」引き返せば晩御飯にちょうど良い時間、、
彼 曖昧に返事してる そうそう帰る前に頼まれた焼酎買わなきゃね、、

「どこかで店に寄ってラオ買おう」そう指示して店を捜すが小さい道だから無い
まあ走ってる間にどこかで彼が見つけるだろう、、

こら〜今 店が有ったろ!なぜ止まらない? まあ次の店でもいいか、、
1時間しても家に帰りつかない、、ここは何処? わ〜サコンの街の湖の近く、、
誰が遠くまで来たいって言った まったく、、さあUターン帰るぞ

結局2時間以上のドライブだった、、何とかラオだけは買ったけど、、
運転出来る、道を知ってるとアピールするのは良いけど これって逆効果じゃない?
たぶんチャムローの替わりにと売り込んでる、、
でも雇い主の言う事を聞かない運転手なんて願い下げだよ、、
ティウの兄だから義理で捨てないけどね、、、

帰りついたのは8時過ぎ 腹減った、、食事してたら窓の外から数人覗いてる
本来なら食事が済んで新居に居る時間だが電気が点いてないから様子見に来たらしい
カミイが新築の家のタンブンパーティは しないのって聞く
以前の映画騒動で寝れなかった過去を思い出す、、
「俺が帰ってから適当にやってくれない?」「いいけど どれ位の予算で?」
「任せるよ、でも皆TV普及したから映画は必要無いね」
たぶん彼 今回は2度目だから盛大にはやらないだろう、予算的には盛大でも構わないけど、、

鍵を持って新居の方に行くと暗闇に多くの男達が集まってる、、
雨だから入り口の天井の下で雨宿りして俺の来るのを待ち構えてた、、
たぶん俺が帰って来る前に一度は来てた筈、、車が居ないから出直して来たと思う

でも鍵を開ける前に宣言した「昨日遊んだ人は今日 明日の仕事は無い だから家に入れない」
最後だから稼ぎたい気持ちは判るけど皆 公平にね、、(シートン、サッは別だけど)
この9時過ぎの時点で家に入れたのは計8人だけど この村以外の連中も後で来たから
もっと増えた 雨の中 濡れてバイクで走って来てるからビショビショ、、
 
午前3時過ぎまで立て続けにHをこなしてたけど もう無理、、眠いし 飽きたし、、
俺が部屋に引きこもってる間 広間の見張り?してるシートンも眠そう、、
まだ残ってた人に「明日は優先するから今日は帰って」と約束して帰す、、
彼も遅いからゲストルームに泊ってくって、、鍵かけてシャワーだけ浴びて寝た、、、
 
男達がいっぱい来てくれるのは嬉しいけど限度を越えると体力が持たない、、
クタクタで すぐ眠ってしまった、、
19
いよいよ今日と明日の午前中で最後、、なんだか帰りたくない、、
賞味期限別に食料品を区分けする 次回以降に食える物とダメな物、、
自由気ままに好きな物が好きな時に食えるように無駄を承知で余分に送ってあるから
処分すべき食料が山と出る、、
 
缶詰やレトルトは賞味期限が長いから問題無いけど
インスタント食品やソーセージ、マヨネーズ、焼肉パックなどのチルド食品は廃棄しないと、、
まあ これらはアミタやカミイが食うから賞味期限をマジックで書いて教える
 
ただしカミイの話しだと俺が送ってる日本の食品は賞味期限が切れても
ず〜っと食えるそうで俺の「気にしすぎ」だと言う
そう言えばバンコクの某スーパーでセールと銘打って賞味期間切れ1年余りの
インスタントラーメンとか海苔とか売ってるのを見たことが有る、、大丈夫かな?
 
彼らが好まない味の食品は以前ならチャムローにあげてたけど今回は居ない、、
チーズとか明太子、結構いろんな品が残る、、今日食える分は俺が食うけど、、
残りを応接セットのテーブルに出して今日来る奴らが欲しければ持って帰ってもらおう、、
誰も食わなきゃ犬にやればいいし、、
 
しばしの御別れの挨拶がてらガーニーのガソリンスタンドへ向う
勿論 幾らかの食料の御裾分けも持って、
子供達への御菓子とか犬にやるスライスチーズとか今晩食べるだろうハンバーグとか、、
 
ここに居る三匹の犬とは仲良しだけど犬まで上下関係がしっかりしてる
チーズ投げても一番強い「黒」が全部食べるから 去年子犬だった茶とブチには回らない
ブチに手渡しで食べさせようとしたら茶が横取りして食べちゃう、威嚇さえしてる、、
黒は手渡しの餌には関心を示さず「俺にもくれ」って顔で目を見るだけ、、
 
ブチに何とか与えたら茶が急に噛みつき餌を奪うからビックリ ブチは逃げた、、
ガーニーがポツンと一言、、茶犬 たぶん今度来た時は居ないよ、、
性格が荒いから人間にも威嚇だけでなく噛むそうだ 俺には愛嬌が良いけど、、
「売れば90Bにはなるな、、」と彼は値段を皮算用してた、、
 
「あれ?ずーっと前 俺がこの村に初めて来た時は自分の家でツブシて食わなかった?」
そう尋ねると「あの当時は家族皆貧しくて せいちゃんが来たと出せる物はあれしか無かった」
あの時メチャ質素に見えた村人と共に出された食事は彼らには宴会用の御馳走だったらしい、、
 
せいちゃんが来てからの10年で この村だいぶ豊かになってる、
今だと焼酎も買えるけど以前は自家製のをチビリチビリ少しずつ飲んでたし、
あの頃 電化製品って裸電球1個だけ、次にアイロン買って、と懐かしそうに話す、、
 
確かに風が吹けば壊れそうなボロボロの小屋みたいな家が減って頑丈な新築も増えた
タイの農村も この10年でだいぶ豊かになってきた 電化製品やバイクの普及も目覚ましい
今では飼ってる犬を食べたりする事は少ないそうだ、食習慣は残って買って食べてるけど、、
 
夕方から男達が早めに集まって来た 
今日が最後だから早めに来て外されないようにと皆が考えるから多い、、
近くの村の連中もバイクでそれぞれ来てる、、、なんだか一晩かかっても終わりそうにない人数、、
今日が最後だから やれるだけやって遊ぼう、、日本に帰るとこんな遊びは無理だから、、
悪いけど最後の日だからフニャ君 早漏君 感じ悪し君は除外させてもらうよ、、なにせ多過ぎ、、

何人か指名したが「僕は?」とか「俺も」とか最後だと判ってるから粘る
「じゃ俺が欲しいと思わなくなるまで」と それ以上の指名を避ける、、
これが甘かった、、テーブルの上に置いた賞味期限間近で提供した食料を使って彼ら宴会を始めた
1人とHしてる間に誰が持ち込んだか焼酎飲んでパーティ気分で順番待ってる、、
 
数人寝た処で向うの部屋を覗いてみたらHが済んだ奴らも帰らず宴会に参加してる、、
あれ?焼酎の瓶の数が増えてる、、寝た奴らが貰った小遣いを少しずつ出し合って買ったって、、
「こんな時間に店は開いてないだろう」と聞けば ドンドン叩いて開けてもらったと言う、、
店の人 たぶん寝てただろうに迷惑な、、
 
勿論 全員と寝る事は時間的に出来なかったが彼らが諦めて帰ったのは明るくなってから、、
少し寝ないと身体が持たない、、酔払って床に寝てる奴も居たから鍵せず寝よう、、
 
10時前にはカミイから「帰る準備は済んだ?食事が出来たよ」と起こされた、、
疲れと眠さで頭がボーっとしてる、、サコンの街で日本の友人に頼まれた買物もしなくっちゃ
眠いながらも起きた、、シャワー浴びても眠いよ〜
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眠気で頭がボーっとしたままで航空券やパスポート等 帰国のチェック
カラオケのワイヤレスマイク等 友人に頼まれた個数をサコンで買う
俺の部屋以外のエアコンが まだ取り付けてないからカミイに指示
彼に預けてるバンコクバンクのカードの残高が少ないから回収して
頼んで限度額を制限したVISAカードと交換

ちょっと遅めの昼食にカミイが作ったハムと卵のサンドイッチを
バンコクへ向う国内線の中で食べる 食べ終わったら寝てたけど飛行時間は1時間も無い

到着後 盗まれたデジカメの件でスクンビットの床屋に向う
盗んだ黒人とペアのおばさんには連絡が取れてて「持ってくるからタクシー往復300B」と
言われたと床屋の姉さんが言うが半分信用出来ない、、

だって日数はタップリ有ったから持って来ようと思えばバスでだって持ってこれる
1000Bで買い取るからと言って預けてあったが次回に回収出来れば良いけど、、
たぶん この1000Bも捨て金になるな、、

カメラのリチウム電池 タイだと買い難い パソコンへインストールするソフトも無い
よほど詳しい奴に出会わなければ売るに売れないから半分は回収の期待してる
まあ出来なくても身から出た錆だから諦めるしか無いけど、、

昨夜の疲れと睡眠不足で体が宙に浮いてるような感覚、、
お馴染みのまぐろ屋に行って荷物を預け 両親への御土産など最後の買物
もう この時点で日は暮れて暗くなってきた、、

マッサージの後 Uターンして晩御飯 空港へ向う時間まで まぐろ屋さんに御世話になってた
出発まで2時間あったが少し早めのチェックイン「席は」と聞かれた時 少し変わったお願いを、、

「窓側 通路側じゃ無くて真中の4つ並んだ椅子全部が空席の場所は無いかな
 昨夜寝てないから眠いの、勿論 予約が多くて混んでるなら諦めるけど、、」
彼女パソコン叩いてモニター見てる そして1枚の搭乗券を差出した、、

長い待機時間の後 飛行機に乗り込んだ 席はだいぶ後方
なんと彼女どんなマジックを使ったのか知らないが頼んだ4席だけでなく
その前後の席も含めて12席ポッカリ空席になってる、、前後左右の席 全部埋ってるのに、、

勿論 通路から2番目に座り 反対側の席も取られないように新聞紙を置いて確保
前後の席は飛び立つ前に他から移って来た客で2席ずつ埋まったけど関係ないし、、

シートベルト着用のサインが消えて飲み物が出た後で席の毛布(ただの布切れか)を
くるっと身体に巻いた春巻のような格好で横になってシートベルトで椅子に2ヶ所固定
ゆっくり身体を伸ばして耳栓 アイマスク使用で眠りについた、、

物凄い耳の痛みで目が覚めた なんだこれは!?!?
更に俺をパニックにさせたのは乗客が全員 椅子から立ち上がって通路に居る事!
寝てる間に何が有ったんだろう?メチャ慌てる、、
 
少し自分を取り戻して身体を固定してたシートベルトを外す
耳の痛みは気圧の所為、鼻をつまんでプーっと頬を膨らませるようにして気圧に順応させた
まだ少し痛むが だいぶ治ったし 耳栓外して周りの音も聞き取れるようになった
 
周囲の人が慌ててる様子が無いので 俺も何事かと様子を調べる、、
わ〜 何で?? 窓の外には飛行場の景色が、、、、、、って事は到着してる?
そう到着して皆 荷物を取りだし飛行機から出る為に席を立って少しでも前にと並んでるところ、、
 
今まで100回を越す旅客機の旅で寝たまま到着ってこれが初めて、、、
普通 着陸時って「シートベルトを締めて座席を正しい位置に戻して」ってアナウンスと共に
係員が全席チェックに周ってる筈、、起こしても起きない位に熟睡してたのだろうか、、
 
巻いてた毛布を外しながら座ろうと斜め前方を見たらスチャワートの兄さんと目があった、、
その目は「まったく、、あれだけ起こしても起きないんだから」って呆れた感じで俺を見てた、、
椅子に座って前の座席の後部に検疫のイエローカードが挟んで入れてある、、
大急ぎでそれを書いて棚から手荷物を降ろし出始めていた乗客の最後に並ぶ、、
 
恥も恥、、一番後に並んだから大丈夫かと思ったが乗客の何人かは振返って俺を見る
もう恥ずかしくて下を見てるしかない、、いつもなら先を争って早足で入国審査に急ぐが
今回だけは目立たないように最後尾を保った、、
 
下に たどり着いたら ちょうど荷物が出始めていた プライオリティの札のおかげで早めに出た
緑のラインへ進んで今回は質問だけでノーチェック 外に出てタクシーを拾う
いつもなら無料のエアポートバスで国内線ターミナルへ行き 地下鉄で博多駅に向うパターン
でも今回はバスの中で他の乗客と顔をあわせるのが恥ずかしくて嫌だった、、

深夜便だから いつもなら帰りの電車の中で眠気に襲われるが今回はハレバレ
帰宅してからも一眠りしなくても元気だった、、
でも今回の深夜便の事 たぶん俺の人生で「恥のベスト10」にはランクインしてる、、
これを書いて思い出したら今 また顔が赤くなった、、
 
雨季の田舎編 終了  


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