×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

  9月27日(2001年)
バンコク到着は定刻 これから1ヶ月のタイ滞在かと思うと嬉しさが溢れる
今回は準備バッチリ ノートパソコンも中古だけど小型軽量のVAIOのC1だし
体脂肪計付体重計から血圧計まで持参 食料も3箱に分けて送っておいたし
生鮮食料はタップリと詰めて持ってきた、、だから準備万端の筈だった、、
 
重い荷物を引きずって免税ラインを抜けたらカミイが迎えに来ていた
いつもならサコンで待機だが今回はホームプロで蓄熱型湯沸し機を買うから
28日に出て来いと指示したが本人の判断で26日には出てきて待機してたらしい
 
「雨は本当に大丈夫だった?」タクシーを拾う前に1ヶ月前の大雨のニュースを聞く 、
村の被害はたいした事はなかった、、一部に収穫が少ない場所が出る程度とか、、
 
タクシーでスクンビット3の何時ものマイクパレスに到着 あれ?少しフロントが模様替えしてる、、
以前だとチェックイン、チェックアウトに喧しくなく
例えば午前6時チェックインで翌日午後3時チェックアウトでも
1日分の料金で良かったが今回は「チェックアウト12時」と壁にでかでかと表示してある、、
 
既にカミイがチェックインは済ませていたが聞いたらレイトチェックアウトは認めないって、、
経営者が替わったのは以前の宿泊前だったが前金とか段々うるさくなるから
ホテルも新しいのを考えないと、、
 
今度の経営者 このホテルをロシア系白人女の売春宿に使ってるし、、
(3000Bは高いよチョイの間のHと部屋代にしては)
それでも900Bの部屋代で この広さと立地の別のホテルを探しても少ないし、、
安かろう狭かろうなら幾らでも在るけど、、
 
身体の節々がギシギシ痛い 
風邪だと肩がこったりして身体中の筋肉が収縮した感じになるのは何時ものこと
メールで約束してた時間には まだ余裕が有るからその前に散髪に、、
前回のデジカメ盗難事件のカメラ 期待はしてないけど取り返せたら儲けもの
だが予想どおりカメラは返ってこなかった、、
別の盗難事件で黒人は逮捕されたと床屋の姉さんは言っていたが
どこまで信用すれば良いものやら、、、
おっと7時過ぎだ約束の時間に間に合うかな
 
急いでカミイを呼びに帰って約束の奈菜屋に向かう 相手は到着してたが 
そうは待たせなかったみたいでホッとする
先日のメールでボーイと連絡の電話が繋がらないと書いてたけど
昨日なんとか連絡とれて一緒に来てた
 
大騒動してたけど結局プリペイドの料金以上に話して繋がらなくて
昨日チャージして間に合ったと言う笑い話で済んだ
「アパートの住所を探しに行こうか」とか心配してたけど何事も無く会えたから良かった、、、
彼タイに来るのも2度目ボーイと会うのも前回に続き2度目 幸いにも良さそうなボーイ
彼らは恋に発展するかはこれからだけど上手くいく事を祈ろう、、
 
彼らと別れてからマッサージに行って身体をほぐす事にする
揉まれると何時もなら気持ちが良いのに痛い、、
そう言えば日本で長い事マッサージに行く時間が無かったな、、
身体にだいぶ無理がきてるみたい、、
揉まれてる間に寝てた、

再度フットマッサージへ 以前ホテルに来てもらった男が
目で合図するが今日はカミイが一緒だからダメ 足だけ揉んでもらって帰る
まだ早いが寝よう 疲れてるから夜の街には出ないのが正解だろう、、

2  9月28日
午前中に両替商を何軒か周った 掲示板で閉じてると情報もらったスーパーリッチも開店してた
数件の情報を元に行きつけの店で交渉、、200万円だと1万当りの差が少なくてもだいぶ違う
昨日の方が両替率は良かったみたい、、後で知ったが日本政府のドル買い介入があったとか、、

両替を終わってバンコクバンクへ直行 4万B弱を差し引いてピッタリ70万Bを預金しよう、、
ゲゲすごい行列、、だが11時前だから おすぎさんとの約束の12時には充分間に合うだろう
カミイを列に並ばせておいて彼に預けておいたら後ポケットに入れて座ってしまい
曲がってしまった緑色の一般向けキャッシュカードの再発行の手続きを済ます

これが曲がってしまった為にゲストルームのエアコンは付いたが
広間のエアコンは付けられなかったとか、、田舎に着いたら早速エアコン工事だな、、
入金もカードも手続きに時間がかかる、、もう12時前なのに少し遅れるかな、、
タイの奴ら 何でこんなに仕事がのろいの?日本なら半分以下の時間で済んでるよ、、

わお!更にダメージ 通帳が最終ページで残りが無いから新しい通帳を貰えって、、
窓口で良さそうなものなのに別のカウンターを指示される、、もう間に合わない、、
カミイに指示して おすぎさんに遅れると電話をさせた、、
初対面の約束なのに、、銀行のバカヤロー!! 結局30分の遅刻になった、、

昼食の約束の場所に着いて彼を探す 顔を知らないから席を眺めてると目があった
え!こんなに若い人だったの? 想像してた年齢よりだいぶ若い感じ、、
席について挨拶の後 お互いに自己紹介 うそ〜俺と10年も違わない!
なるほど もてる訳だ、、話してても彼の きさくな心が伝わってくる、、

その後 教えてもらったホームプロで蓄熱タイプの湯沸機を買うのに付き合ってもらった
なるほど沢山の品が豊富に揃ってる、、しかし送る事を考えると多くは買えないから
最初の目的の湯沸し機だけをサコンの田舎に送る手続きをする、、しかし遅い!
品物を買って代金を払って送る住所を控えるだけの仕事に何で1時間近くの時間が必要なんだ!?
今日は銀行に続いて これで2度 タイ人の仕事の能率の悪さを味わう、、

途中でマハロさんからバンコクに着いたと連絡が入る 晩飯を皆で一緒に食べる約束だから
場所だけ約束して おすぎさんのマンションを見せてもらう事になってそちらに向かう
彼に案内された場所はバンコクの郊外、下町の住宅地域って感じの場所
観光客が来る場所じゃないからタイ人の普段の生活が垣間見える落着く場所だった

彼の部屋は彼の趣味があふれる都会的なセンスで住みやすそうな造り
彼もタイ人に仕事を任せておけず自分でだいぶ手を入れたとの話だったが
本職の大工なみの仕上げにビックリ! 俺ももう少し器用だったら自分でするけどなぁ、、

予備のタバコを持ってきていないからマハロさんと会う前にホテルに一旦返って持ってこなくては、、
5時前だからスクンビットは渋滞の時間に入る、、スカイトレインを利用しよう、、
彼のマンションを一緒に出て近くの駅までタクシーで移動、、わお!郊外も停滞、、
バンコクの交通渋滞は都心部だけでなく全般に及ぶものらしい、、

タクシーを拾う間に おすぎさんのハント方法等を聞く
金を使わない以外は俺のやり方とそんなに違わない、、聞いてると俺にも出来そう、、
でも簡単に言うのは彼の経験の蓄積だから最初から上手くいったとは思わない、、
俺も失敗はするだろうが彼のやり方をコピーして経験を積まなくちゃ、、
彼に出来て俺に出来ない訳は無い、、アタックする男の種類も同じみたいだし、、

スカイトレインの駅まで後少しって所で停滞 タクシーを降りて歩く事に、、
降りた途端に車が進みだすから悔しい、、カミイは昼間に続いて2度目のスカイトレインの経験
今 利用してるホテルは駅から遠いから近い方が便利と彼は言う、、
そうだね、、バンコクで渋滞を考えなくて良いのは この電車だけだし、、

この電車の中で恥ずかしい事が、、書かずに黙っていようかとも思ったけど
ふりかえれば これが今からの最悪の事態の始まりだった、、

ホテルに向かう電車は混んでて立ってたけど腹の調子が何か変、、グルグルしてる、、
何も変な物は食べてないけど オナラが出そうで我慢できない、しかたなくバレないように すかしっ屁
甘かった、、自分でもメチャ臭い!俺の尻の位置は ちょうど座ってる人の顔の高さ
うわ〜どうしよう!!若い女性が並んで座ってたけど1人なんかハンカチ取り出して鼻をカバーしてる
幸いにもすぐ乗換え駅、他人のふりして降りたけど絶対バレてたと思う

ホテルでタバコを補給してマハロさんと待ち合わせた「葵」に向う
タイで前回 彼の支払いでおごってもらったから今回は俺の番
マハロさんの友達が多少遅れて到着 俺やカミイ おすぎさんで5人揃って食事
会場の選定が甘かった、話しは尽きないのに閉店の時間、、
ちょっと物足りないからカラオケ、、飲まない人が俺を含めて3人じゃパブって訳には、、

後日段になるけどマハロさんの友達 日本人なのにカミイはタイ人だと思ってた、、
まあタイに住んで長いけど、、マハロさんの連れのボーイと思ってたとか、、
マハロさん以前のH君と別れて今はあの人なの?って聞くから笑ってしまった

そんな間にもう深夜、、皆さんと別れてホテルへ、
腹の調子が悪く深夜に数回トイレに、何も悪い物は食っていないけど風邪ぎみの感じかな?
まあ日本を出るとき治りかけてたけど完治してなかったから無理な事はやめよう

3  9月29日
マハロさんが昨夜「エクササイズのおかげでズボンのサイズが合わなくなった」って
タイに置いてる服でダブダブになった服を田舎に持っていってプレゼントしてと言われる
昼食は その受取りを兼ねて いつもの「まぐろ屋」で(名前が奈菜屋に替わってる)
 
彼イサーンの田舎にも行く予定だったけどベトナムのビザとかで時間的に無理になった
その連絡を受けてたから俺のタイ行きを飛行機が安い27日に遅らせたけど
カミイには1ヶ月以上前の予定で「来るかも」って手紙で知らせておいたから
行けないのを知って残念そうだった
 
マハロさんが持参した服は旅行用の大型の袋にいっぱい入ってた しかも高級品だらけ!
オマケに彼が愛用?のシャンプーや新品のHに使うゼリーまで袋に入ってた
彼と別れてからホテルに帰り 袋の中身のブランド品の値段をカミイに俺が知ってる限りで説明
カミイ「この服の値段でバイクが買えるね」と呆れてた
 
後日 田舎に行ってから袋の中身はと言うと全部カミイの洋服ダンスの中に、、
イタリー製のハデな「いかにもゲイ」って感じのズボンだけウエストが合わないからと俺に持ってきた
田舎だとダブダブのズボンを貰っても ちゃんと縮めてサイズ合わせて普通は着るが
さすがに高くても この色のズボンを履く勇気は彼に無かったみたい(笑)
 
この貰った服 彼サコンの町のデパートとか田舎の金持ちが居そうな場所に行く時に着てる
「洗濯機じゃ洗うの怖いし手洗い面倒」って言いながらも彼の「よそ行き」の服になった
 
その後バンディープにスケベVCDの買出しに(いつも買うスクンビットの店は もう扱ってなかった)
バンディープでいつも買ってたおじさんの店が無い!入り口の店の配置が変わってる!
カミイと手分けして売ってそうな店の聞きこみ調査 入り口から見て右手側にあるブロックで
一番間口の小さな畳1畳のスペースの若い青年の店で扱ってた
 
「ここには無いけど何枚欲しい?」「どれくらいの数が有る」「まとめて買うのか?」
「1枚ずつ有るだけ買いたい」「そうとうな種類が有るぞ」「見れる?」「警察うるさいからダメ」
「じゃ全種類 持って来て 持ってるのは外すけど他は買うから」「本気か?」「勿論!」
 
持ってくる間に値段の交渉 1枚130Bから始まったけどまとめ買いで1枚100Bって、、
そんな話しをしてる間に俺がゲイだと話すと そのVCDも有るぞと言う
じゃ そっちも!同じ値段でしょ 有るだけ持って来て!
 
鹿児島の田舎に居ると男女の絡みのビデオは会員制の通販で入手できるけど(10本1万)
ゲイのビデオなんて入手出来る場所が無いからメチャ嬉しい!少しは以前に買ってたけど
警察の取り締まりがバンコクもうるさくなってきたから買える間に手に入れておかないと、、
 
結局 配達人が届けたのは男女のがおよそ80枚 ゲイのが40枚
その中で以前に買って持ってるVCDを除くと計80数枚、、7000Bで交渉成立、、
ゲイのを選んでる時 台湾人みたいな人が後ろから「私達も買いたい」と声をかけてた
居るんだ、、こんな所にも「御仲間」さんが、、でも彼らは買えなかった、、
1枚1枚を中身を確かめて買いたいと言い 値段の交渉もうるさかったから相手にされなくなった
 
もっと他のパソコンコーナーも見たかったけどカミイが「警察廻ってるらしいから外に」って
出口の近くでウインドウズMeの日本語バージョン発見 買いたいって言ったら1時間後に来てと
その時間をプラトーナムで俺の田舎での使い捨ての服を買う時間に充てて戻ってきた
 
カミイが道路を挟んだ歩道で待機 もしさっき買ったVCDが警察に見つかるとうるさいと言う
1人でバンディープに入ったら あらら、、多くの店が商品に布を被せて店じまいしてる、、
たぶん手入れの情報が流れると閉店するのだろうが おかげで買えなかった、、
友人に土産として頼まれてたけど帰りに寄る時間が有るか心配、、
 
プラトーナムで持ちきれない位に買った服と共にホテルに帰還
明日の田舎行きの為に整理してバッグに押し込んでるとカミイも体調悪そう
彼 空気の良い田舎に居ると元気だけどバンコクだといつも調子を崩す
それに手術後 昔みたいな無理はきかなくなってる、、
 
俺も身体の節々が痛い 風邪の時の症状がぶり返してる 下痢も止まらないし、、
カミイはベッドで休むと言う 俺は按摩の方が楽だからそちらを選択
2人共 食事の後は福岡駅で買った新ルルA錠を飲んで大事を取って休むことにした、、
今日がバンコク最後の夜なのに、、バンコクに来て夜遊びしなかったのは今回が初めて、、

4 田舎へ
昨夜 早めに寝たから少しは体調が楽 カミイは元気になったみたい
伊勢丹のスーパーに向う 生鮮食料は日本からも持ってきたが更に追加
海老やイカ、豚肉や鶏肉など出来るだけ新鮮なものを選んで買う
朝食もマダだったから出来合いの御惣菜を買ってホテルで食べる事にした
惣菜はサコン到着後の手間を省くため明日の分まで買い込んだ

ホテルで生鮮食料を保冷パックに整理しながら食事 
持ってく荷物を全部合せたら持てないくらいに重い
空港で出発時に重さをチェックしたら計54kgになってた 2人分だからこれでもパス
これから1ヶ月の間の最後の新聞になるだろう「読売新聞」と「バンコク週報」を買う

飛行機の中で新聞読んでたら身体が またギシギシ、、肩や腰が重い
到着後 迎えに来てたピアンがサコンの街に向おうとしたが村に直行を指示
ヤクルトや卵は今回は日を新ためて買出しに来る事にした、、

「顔色が悪いけど大丈夫?」「ああ旅の疲れが出たみたいだね休めば大丈夫さ」
国道から村に曲がる前に皆が訪れる病院がある カミイが寄っていくか尋ねた
「今日は日曜で休みだろ?」「ここ24時間だし急患も診るよ」
「いや風邪なのは判ってるから早く帰って休んだ方が楽だと思う」

村に到着 新居の鍵を開け中に入る 彼が冷房の設定等をしてる間に外に出て
按摩に使えそうな奴が居ないか探す 大人は誰も居なかったがガキが2人遊んでた
12歳と14歳の子供だけど 14歳の子は以前 按摩に来た事が有るから
手招きだけで意味は通じた 思わぬチャンスに走り寄ってきた

咳は無いから彼らにうつる事はあるまい、、彼らが按摩を始めたら俺がビックリ!
いつもだったら子供の按摩なんて力が無さ過ぎて効かないのだけど痛い
身体の節々が凝ってる、、こりゃ按摩が終ったら安静にして寝てた方がいいな、、

伊勢丹で買ってきたヒレカツをおかずに食事をしたが いつもなら美味しいと感じる
伊勢丹の惣菜が不味い、、何か食欲も無いみたい、、下痢してても食欲は有ったのに、、
食事を残したらカミイが心配そう、、まあ寝れば回復すると思う 

9時前には寝たが午前2時頃トイレに行きたくて目が覚める
身体中が汗ビッショリ、、あれ?何だか寒気も、、熱があるかな、、
トイレに行こうとベッドを降りようとすれば身体がだるくて、、
「よいしょ」と頑張るくらいの力が要る、体力がメチャ衰えてる感じ、、
 
立ちあがるとめまいを感じる、何とかトイレにたどり着いた、、
座って、、完全な水便、、済んで出ようとすると又 便意が、、
頭の中でいろんな考え事が交差する、、
 
日本で ついこの間 同じような感じで病院に行って治療したばかりか他の検査も受けてる
肝炎とか思い当たる病気は全部チェックしてもらったが何ともなかった
疲れて体力が弱ってたから風邪に感染して症状が出てるから安静にしてろって指示だった
 
何か見逃した検査は無かったか?だが考えても知ってる限りの検査は全部受けた
確かに少し症状が良くなるとタイに来る前で仕事を片付ける為に徹夜に近かったけど、、
俺の身体ここまで弱ってたのだろうか?少し体力を付ける事を考えないと、、
 
トイレに長くしゃがんでいたら身体がゾクゾクと寒気を感じ出した
日本じゃあるまいし、、そんな温度じゃない、、ベッドに戻って体温計を捜す、、
あ!体温計は古い家の救急箱の中だ、、体温が何度だろうと寒気を取るのが先か、、
薄い毛布の上に もう1枚ダブルマイヤー毛布を取り出して重ねる
 
食後に飲んでから だいぶ時間も経つから風邪薬をもう1回飲んでもいいな、、
あまりの体調の悪さに向うの部屋で寝てるカミイを起こそうかと思ったが辞めた
薬を飲むのに冷蔵庫から水を取り出して飲んだらもっと身体の中から冷えた、、
5 看病
そこに部屋の外からカミイの声が、、
トイレも冷蔵庫も自分の部屋に完備だから物音をさせたつもりは無いが
毛布を取り出したりした音で気付いて声をかけてみたらしい、、
 
大丈夫って返事したけどドアを開け俺の顔を見るなり「汗がひどいよ病院に行こうか」
「いや今 薬を飲んだ もし良ければ体温計を取ってきてくれないか?」
だが その前に強制的に彼が寝てたベッドが2つ有るゲストルームに移された
 
体温を測りながらカミイが「病院に行った方が良いと思う」と何度か心配そうに言う
こんな夜中に急患で行くような病気じゃ無いのは判ってるし運転手をたたき起こすのも可哀想
「薬が効けば大丈夫さ、、お前も寝ろ」 体温計を見たら38.2度だし大丈夫だろう、、
 
毛布を重ねて寝てたらドクドクと汗が出る
ポカリスエットのパウチを生鮮食品を冷やすのに凍らせて同封してたのを氷嚢替わりに頭を冷やす
周りにタオルを巻いて使うとちょうど良い冷却効果で気持ちが良い
カミイがタオルを使って俺の汗を拭きとってくれる、、彼も疲れてるだろうに、、
「ありがとう だいぶ良くなったよ、、寝ようか、、」
 
朝6時頃に目が覚める 先程の就寝から3時間しか経ってない、、
目が覚めたらカミイが見てた、、氷嚢のポカリを新しいのに取り替えてある、、
彼 寝ないで様子を見てくれてたんだ、、毛布を重ねてたから寒気は無くなってたが
シーツがビッショリ濡れるくらいの汗が噴出してる、、
 
下痢は止まってない トイレに入ってる間にシーツを取り替えてくれてる、、
トイレから出て寝ようとしたら下着を差出された そう勿論下着だって濡れてる、、
着替えようと脱ぐと絞ったタオルで身体中の汗を拭いてくれる、、
 
子供の頃 病気の時に母親から やってもらった看病とそっくり同じ、、
俺 1人暮しだから日本で病気の時に こんな事してもらった事はその頃の記憶だけ、、
 
ベッドに横になってから体温測定 あまり下がってない37.9度
ついでに持参してきた血圧計で脈と血圧測定 140-80で脈83
脈は少し多いが血圧も心配無い範囲 いつもだったら120-70位だけど脈が多い分高い、、
 
ただ身体中の体力を使い尽くした感じで だるさは無いけどフラフラする、、
横にカミイが座ろうとするから「お前の方が無理してるぞ少し休め」と断る
それでも彼 隣のベッドから俺の様子を見てる、、、
 
危なくは無いと思ったか30分位したら彼が部屋から出た、、
汗で水分を放出したからだろう喉が乾く ちょっとベッドから出て水を、、
こちらの部屋には冷蔵庫は置いて無いから広間に、、彼 朝食の準備してた、、
 
俺が冷蔵庫から水を取り出すと取り上げられた、、冷えた水は身体に良くないと、、
冷えてないペットボトルを差出される、、パウダータイプのアクエリアスを溶かして飲む
冷えてないアクエリアスは不味かった、、まあ仕方ないか、、
 
トーストにポタージュスープがベッドに運ばれてきた 食べながら紅茶を頼む、、
食欲はあまり無かったが食べないとせっかく彼が作ってくれたのに悪いもの、、
田舎で寝込んだのは初めてだったが昔から世話してもらってるような感覚、、
でも彼 一睡もしてないのでは、、彼も少し体調を崩してたのに、、
 
朝9時頃 往診の医者が来た 俺が知らない間に運転手のピアンに指示して
病院まで往診を頼みに行かせたらしいがビックリした、、そんなにひどく見えたのだろうか?
聴診器でチェック後 体温と脈 血圧を計ろうとするから伝えたら向うがビックリしてた
まあ この辺に体温計や血圧計を完備してる家は無いだろうけど、、
 
デジタル式の血圧計にも体温計にも興味を示された
運転手を実験台に医者が持ってたゴム風船をポコポコ押すタイプの血圧計と誤差を調べてた
以前 持ってきた同タイプの血圧計「村の健康診断に貸して」って診療所の人に貸したら
戻ってこなかったから新たに持参したが その医者とは違う場所から来てた
そう、、来る時に「診てく?」とカミイが言った病院の医者を連れてきてた、、
(あの血圧計 何処に行ったんだろう 返してとは言い難い品物だから貸したままだけど)
 
医者が興味を示してる 確かにこれなら測定する技術が無くても誰でも計れるから
学校等の健康診断とか多数を調べるには便利だけど、、
値段を聞かれた 7800円だから3000Bはしない、、
 
この血圧計を取り出す時に同時に出してた
体脂肪計付きのデジタル体重計の箱を見て聞かれたから箱から出して見せる
体脂肪なんてタイ語は知らなかったから説明に手間取ったが意味が判って驚かれた
タイ語で体脂肪はカイマン こんな測定機どの家にも有るのか?って、、「はい」と答える
 
日本で受けた血液検査の結果を何とか説明 この医者の診断も「疲れだろう」との事
念の為 注射、、ちょっとビビッタが使い捨ての針を見せられたから安心した、、
聞いたら病院では予算が少ないから今でも煮沸消毒の針を使ってるとか、、
往診時のみ使い捨て針を使用してるとの事、、(ただし現金が貰える客だけ)
 
医者が帰り際、「お金を預けるから次回来る時 血圧計を買ってきて」と言う
預けなくても俺が帰る時で良ければ これを中古として譲っても良いけど?
これからも御世話になると思うから半値近い1500Bで話しはまとまった、、
タイにも有るらしいけど値段が高いとか、、まあ輸入品だからね、、
それに普段は あのゴムタイプのを使うのだろうし、、
 
以上の会話 俺が元気な時は何でも無い会話だけど今は少し疲れてしまった、、
もらった薬を飲んでベッドで休む 薬は2次感染予防の抗生物質と痛み止め(熱さまし)
注射が効いたのか この日の昼間は少し楽だった、、しかし この日の夜も、、、

 
目次へ  稲刈り編 6へ