家族と友人編 1
2000年5月25日15時30分バンコク到着 翌日朝6時過ぎに国内線でサコンナコンに向かった
7時過ぎには到着したが迎えに来てる筈のカミイの姿が見えない???
今までこんな事は無かったので心配だった
仕方が無いので空港からサコンのバスターミナルへの50Bの送迎チケットを買った
数人の客がいたが俺が最後に残った ワゴンの運転手が「バスで何処にいくの」って尋ねる
「バスに用は無いけど そこにいる送迎車と交渉して**村まで行く」って答える
「この車でも行けるぜ!」「だって空港に書いてあった値段は高いよ」
「幾らならOKする」「いつも500Bで行ってるよ」「じゃそれで送るから乗っていくかい?」
なんと1/4に値段が下がった 勿論文句は無かった ただし内緒のアルバイトだって、、、
サコンの街で御土産にVCDと自分用の野菜やヤクルト等 村で買えない物を買い占めて出発した
村へ行くのに1人っていうのは初めての経験だった あちこちの村に行く小道が分れ道になっている
周りの景色も似たような感じだから はたして辿り着けるか心配だったが ちゃんと運転手を案内できた
村が近づいてきた いつもなら村のオンボロカーだが今回はデラックスカーだ、、
誰が乗って来たのかと皆が興味深そうに眺めてる 俺が乗っているのが判ると手を振ってくれる、、
さあ我が家に到着 ティウ(カミイの奥さん)がビックリして出迎え荷物を運んでくれた
「カミイは?」「畑」「どうして迎えに来なかったの?」、、、、何の事は無い俺の手紙が届いていなかった!
俺 昨夜遅くまで遊んでたし今朝は4時過ぎには空港に向かったから殆ど寝てない
さっそく自分の部屋に行ってダウン、、夕方まで寝てた、、、
起きて階下に行ったらカミイが待ってた「疲れましたか?何か食べますか」ってのが挨拶になった
何と俺の手紙 今日の昼過ぎに届いてた 18日もかかったのは今回が初めてだった!
聞くと10日に1回しか配達されないって 偶々その最長日に引っ掛ったらしい、、、
俺 今回は食料送ってなかったのに御飯が炊けてる、、「米 どうしたの?」
「前の手紙で およその来る日は解ってたけど米が送ってこないから事故かなって思って
NHKの会社に機械のカードをバンコクに取り返しに行った時 伊勢丹で買ってきた」
なんて気の利く奴! 前回のトラブルでちゃんと学習して米 用意してた、、、
娘 アミタがお出迎え、、俺の顔みてニコッと笑う まだ3歳にも成らないのに3ヶ月も離れてたのに
ちゃんと覚えてくれてたね 今回こそ俺の事「パパ」って呼んでね! 勿論本当のパパはカミイだが
カミイの事はタイ語で父って言う「ポー」と呼び 俺の事は「パパ」って呼ばせる事に決めていたけど
まだ俺の事だけパパって呼んでくれない 今回は特訓だぞ!呼んでくれよ!頼むから、、、、
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家族と友人編 2
一夜明けた 今の季節は雨季だが昨夜の雨とカミナリは凄かった
カミイに聞くと毎年の事らしいが 俺だって毎年この季節に来てるのに経験ないぞ、、、
カミイいわく 今年は雨が多いから田植えの時期を探っているとの事
兄さんの田んぼは水没しせっかく植えた稲が全滅、、又やり直しだって、、、
カミイの田んぼは場所の良い所ばかりを選んで買ったから水はけは良いから心配ないが
それでも慎重に時期を選ばないと彼 小作人を使っているから失敗すれば出費もでかい
今年の米の売上でガソリンスタンドの敷地をアスファルト塗装する予定だから失敗は許されない
ティウが隣のカミイの母さんの家からアミタを連れて帰ってきた
朝御飯はいつも母さんの家で一緒に食べているが俺が居る時だけカミイは洋食で俺と食う
だからティウ達と母さんだけ 朝食を済ませたらしい
その後から母さんがついて来た 俺に用だった
去年あげた目薬が2月に無くなったので俺が使っていた残りを渡しておいたけど
「5月に新しい目薬 買ってくる」って言っておいたから貰いにきたと言う
はい此れ新製品と前回と同じ物の2つね!
どういう訳かタイには目薬が売ってない(病気の治療用は有る)
歳とると目が乾いたりして必要だと思うけど、、そう云えばスリランカにも無かったな、、、
彼女 よっぽど目薬が大事らしく他の老人の前では絶対に点さない
最初に俺が点したの見て 試しに真似して点した時 他の老人達に廻されていたから
人前で点すとタイで買えないから無くなるのが心配だという
今回もさっさと他人に見られる前に目薬をしまいに家に帰った
パンの焼ける匂いとコーヒーの香りがしてきた
アミタもう朝食は食べたくせに俺と一緒にテーブルにつき お裾分けを待っている
彼女が狙っているのは朝食ではなくカルピスかコーラ等の飲み物だ、、習慣づいてる、、、
「パパ頂戴」って言わないとあげませんよ、、、(無言)、、じーっと見てる、、負けた、、、
今日のメニューはシーチキンとスクランブルエッグのホットサンドだ
カミイ最初の頃マヨネーズは天敵だったくせに この頃平気で食べてる カレーはダメだけど、、
アミタも1切れ食べる、、この子 今では「鰹ダシ」等無いと食べない程 食生活が日本人化してる
俺達ってお互いに生活習慣から食生活まで影響しあってしまった、、、
食事が済む頃には いつの間にかチャムローが来て待機してる
何処かに出かけるかどうか今日の天気を見てからだけど初日は彼 いつも早く来る
俺って気まぐれだから直ぐ適当な子を拾ってくるのを承知してるから、、、
早く来ないとNo2の座に滑り落ち後々がやり難いことを学習してしまった、、、
昼過ぎまで待機 その間チャムローは俺の按摩の仕事だった
天気は快方に向かっているみたいだからチョット遠出をしてみようか
外出用に氷を保冷水筒に詰めた 外にはクーラー無いから暑くなったらビニールパックに入れて
身体を冷やしたり飲料水にしたりする為にいつも持ち歩いている、、
でもタイ人って凄いよね 生まれた時からなので慣れてるって事だけど
暑い気温で俺が汗を滝のように流していても彼らは平気だもの、、、
彼らの生活も向上してきてTVや冷蔵庫は見かけるようになったけどエアコンは未だみたい、、、
まだ俺の村には俺の家しか完備してない、、、(温水シャワーも同じ)
さあ出かけよう でも何処へ?
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家族と友人編 3
チャムローに「今まで行った事が無い所」って言ってバイクの後部座席にまたがる
彼「前にバイクを買った時 母さん連れて行った**寺でいい?」
その名前は知らなかったがOKした
ガソリンを入れにカミイのガソリンスタンドに行った 遠い所らしいので満タン!
そこに以前このスタンドでバイトしてたけど糖尿病(まだ20歳過ぎの若者)で
インシュリンを俺の家の冷蔵庫にいつも保管してたオッ君がいた
彼 医者で治療を受けたら誤診で身体麻痺みたいに昨年なったが
今年はバイクに乗れるほど回復してた でもまだ以前のような活発さは戻っていない
そのオッが一緒に行きたいって言うので彼のも満タンね!
まあ日本に比べたら1リットル14Bで安いから気前良く出来るけどタイ人には高い、、、
じゃ2台そろって出発!
俺の家の周りには山は無い 今まで行った事も無い 遥か彼方にうっすらと山が見えるが
その方向には一度も行った事が無かった 今日はその方向目指して進む、、、
2時間近くツーリングして山が近くに見えてきた頃 多少開けた場所に出て町があった
長い時間走ったので途中 にわか雨にタタラレタ事もあって少し寒い
長袖のシャツと長ズボンを買おうと思ったが残念ながら服を売ってる店は無かった
オッが腹減ったって言う 彼食事を食べてなかった 俺もサンドイッチだけだったから
この街で何か食おうとしたけど食堂にはタイ人向けのメニューしか無かった、、、
彼らの分だけ注文して俺は近くの店に行った ナビスコのビスケットで我慢した
でも彼等 久しぶりの食堂メニューで嬉しそう、、、、
この辺では日本人は珍しいらしく さっきの店のおばさんが食堂に来て話し掛ける
食堂の中は いつの間にか人だかりに、、
まあ外人にタイ語で質問できて答えるのが楽しいらしい
昔を思い出した 俺の村でも最初はこんな感じだったっけ、、、
彼等が食事を終わったので出発 山はもうすぐだ、、、又田舎道になった、、、
そして山のふもとに到着 そこからコンクリートの舗装道路で上に続いている
途中で鉄の大きな門が道を塞いでいる そこにバイクを置いて歩く事になった
随分歩いて息が切れた頃 自動車が下りて来た なんだバイクで来ても良かったかも、、、
しかし たぶん頂上の方が近い 今更取りに行くのは遠すぎた、、、、
日頃 デスクワークばかりで運動しないから頂上に行く頃には息も絶え絶え
半分身障者のオッでさえ登ってきて まだ元気が残っているというのに、、、
山頂まで後僅かって所で道が別れる 寺院の屋根が見えている方へ向かった
すっげー! 登りつめた時 そこには完成したばかりと思われるデカイ立派な寺があった
誰もいないようだったが外の階段を上がると そこから見渡せる景色は絶品!!!
遥か彼方 たぶん俺の田舎まで見渡せる360度のパノラマだ カメラ持ってくれば良かった、、、
チャムローに村の方向を聞くが特定出来なかった 残念、、、
一旦降りたら僧が向こうから1人やってきて寺院の中に入っていく
それを覗いてみたら中は立派な仏陀があり 周りも綺麗に掃除が行き届いていた
その僧が来た道へ降りていくと其処は公園のように いろんな花が咲いた場所で
その先に大きな学校ほどもある寺があった こちらは仏陀の安置場所という感じでは無く
僧たちの生活してる寄宿場所って感じの寺だった(本当に学校みたい)
ステンレスの水タンク等 結構設備が整った場所だ 何人もの僧を見かける
どれ位の人が生活しているのだろう、、、、
そのまま入り口を通り過ぎて公園のような庭を進むと駐車場に出た
ワゴンからカメラを持ったタイ人の観光客が数人下りて来た
その向こうにはシートを広げた数人のグループの姿も見える
ここって俺は知らなかったが結構有名な場所らしい、、
確かに俺が今まで見た中で一番綺麗な景色と花の庭園で気に入ってしまった、、
今回 俺が何も男の話やスケベネタの無い この寺の話を書いたのは
この本物の寺を皆さんに紹介したかったから、、、
ここには賽銭箱すら無く 御土産等を売る売店も無い お金を使おうにも使えない
観光客の姿は見えても 僧たちは自分の空間の中にいて戒律を守って生活してる
観光寺って感じの入場料を取り土産物を売る売店がある他の寺とは一線をかしていた
日本ではもう見られないであろう本物の世界へ ぜひ足を運んでみて下さい
帰りも2時間以上の時間がかかった バイクを飛ばして村に帰り着いた頃には
もう夕暮れせまる時間だった 疲れた、、、そこには温かい料理を用意したカミイが待っていた
今日はチャムローも疲れているだろうからバス停に集まって遊んでいる男達の中から
誰か按摩をさせる奴を選んでつれて来なくては、、
まあ相手が望むならHのアルバイト付きでもいいけど 今日はどっちでもいいや、、、、
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家族と友人編 4
今日は朝からカミナリが鳴り響いていた その所為で早く目覚めてしまった
この時期は雨季だし仕方が無い事だ 防音なんて田舎の大工じゃ望みようも無いし
隣のチャンシー(カミイの兄)の奥さんが来ていた 薪が濡れて炊飯ができずガスを借りるために、、、
夜間に大雨が降ったらしい
そんな時 弟のシートン一家も全員でやってきた
彼らの家は田んぼの横の小屋だから床下まで水がきて同じように炊飯ができず非難して来たって、、
ガーニー(次男)の住んでるガソリンスタンドは土を盛ってあるから大丈夫だけど
陸の孤島になっていたそうだ
冷蔵庫は満タンに食材が入っているから大丈夫だけど3家族の食事を作るには
炊飯器1つじゃ何回も炊かなきゃ おかずも同じくガス台1つじゃ時間がかかる、、、
俺は朝はトーストと紅茶だけでもいいけど彼らに占領される前に目玉焼きも、、、
俺の食事だけメニューが違うから冷めない内に1人で食べてると例によってアミタ登場
パパって言わないとあげませんよ、、、やっぱりジュースを欲しそうに見てるだけ、、、
そこに横から「パパ」って声が! 何とジュース欲しさにシートンの子がパパって言ってる(笑)
君のパパじゃ無いけど欲しいならあげましょう 「良く出来ました」(?) はいジュース!
それを見て次女も「パパ」って、、、君にもあげようね、、
アミタ早くパパって言わないと今日はジュースが無くなるよ、、
彼らがもっと欲しいから「パパ」の連発 アミタが遂につられて「パパ」って呼んだ!!!
そして1回そう呼んだら抵抗が無くなったみたい 以後パパって呼ぶようになった
シートンの子供達にパパじゃ無いって教えるのに 又苦労したけど、、、(笑)
3家族に母さんを加えての食事は凄い チャンシーの家は子供が4人だし(もう長女は中3)
合計14人の食事だ シートンの長男が「唐揚が美味い」って喜んでる
彼等も今では所得が増えて鶏肉ならいつでも食えるが
今日のは日本の「特製スパイス唐揚粉」付きだから味が付いて美味しいでしょ!
俺 2階に行って休んでたらシートンが上がって来た
何も言わずマッサージを始めた 来たついでにアルバイトするらしい
彼の性格はカミイとは違うが(賭け事好きだし煙草も吸う 女遊びやディスコにも付き合うし)
俺 結構彼の事 好きだ 恋じゃなく一緒にいると楽しいし何よりSEX激しいし、、、
マッサージはそこそこにH始めて15分位たった頃 大きな音でカミナリが!同時に停電してしまった
暫くするとエアコンが止まっているから部屋が暑くなってきた Hは何とか終ったが暑い暑い、、
温水器もポンプも動かないから溜置きの水をかぶって身体を洗った
この家 田舎では最先端の設備の家だが電気が来ないと最悪の家になる
隣近所の家には壁無し屋根のみって部屋が有るから風通しが良い
この家には高床式の床下もなければ そんな壁だけって部屋もない
だから雨季の停電は蒸し暑く致命的だ まあ今日は温度が高くないから我慢できる程度ではあるが、、、
昼前には雨も上がって天気が回復してきた 水浸しの道路も土が見えてきた
電気が回復しないから お日さまが顔を出すと部屋の温度が上がってきた
チャムローを窓から呼んでちょっと出かけよう
村の外まで行ったら まだ水浸しの道路に変った
俺の家は少し高い位置に在るからいいけど この辺の人は毎年大変だろう、、
チャムローが「腹減った」って言う 彼の家も炊飯ができず
昨日の残りの冷や飯だけでオカズ無しだったそうだ
「じゃ適当に食いに行けば奢るよ」って言ったら水溜りの道を走る
バイクが着いた先には ほったて小屋って感じの小さな屋根だけの家が、、
10人以上の先客で満員だが俺を見たら場所を空けてくれた
ここには始めて来た 偶にこの道を通るから場所は知っていたが
まさか「犬肉メニューの食堂」だとは思わなかった!!!
目の前で網焼きにされてるのが犬の肉 あ!食堂の人が犬肉煮込みを持ってきた
お客達が酒を飲んでいた まあ農作業はこの大雨じゃ休みだろうが、、、
隣村だから俺が知っている人は1人しか居なかったが皆 結構喋りかけてくる
犬肉を「はい」ってくれたが「飯食ったばかりで満腹」って断った
まあ日本人が来て何も奢らず帰る訳にもいかないだろうからラオ(焼酎65B)を皆にプレゼント
ちょうど彼らの飲んでたラオが切れたから差し入れね
皆と話しているうちにチャムローが頼んでいた「ごて焼き40B」が焼けたようだ
これ犬の後ろ足の部分で太股部分の肉を食うみたい クリスマスのチキン足に似てる
彼ここで食うのかと思ったら「帰ろう」って 聞いたら家の人と分けて食うと言う
彼の所は人数が多いからこれでは少ないと思うが彼らにとっては40Bの料金のオカズは御馳走
たぶん2つで80Bは彼にとって とても言い出せる金額では無かったのだろう、、、
そういう訳で とんぼ返り でもまだ電気は来ていない 暑いよ〜〜〜!!!
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家族と友人編 5
昼3時前になっても電気が来ない
冷蔵庫に冷や飯は入っているが電子レンジは使えないし、、、
エアコンもダメだから暑い、、昼食はガスだけで調理できる「冷麺」に決定
久しぶりで自分で調理(彼に冷麺の作り方を教えて無かったから)
薄焼き卵 ハム 胡瓜 焼き豚の代りに真空パックの酢豚の豚肉を利用
更にトマト等 麺を煮込んでいる間にせん切りにして準備した
冷蔵庫の氷を取り出して冷やし 送っておいた市販のスープをかけて出来上がり
この料理すごく好評 カミイだけでなくティウやアミタも美味いって言うので
麺を更に茹でて 皆の分も作った カミイが「スープを次回多めに送れ」って、、、
俺だけ先に食い終わっていたから麺を冷やしていた氷の有効利用
食後のデザートに「かき氷」を作る 家庭用の手回し式の「かき氷機」は疲れる
茹あずきのカンズメと練乳 透明な「蜜」が無かったからイチゴ味で代用
イチゴ金時の出来上がり あずきが余ったから氷が残っているだけ沢山作り
母さんやチャムローの家にも配った
前から「かき氷機」は置いてあるけど俺が居ない時は使わないみたい
みんな美味いと食っている カミイに市販品を使わない「蜜」の作り方を教えておか
なくては
しかし夕方になっても電気は来なかった
蛍光灯も点かないが前の家を見たら裸電球は点いていた?
あれ?って思ってテスター使ってコンセントの電圧を調べてみたら70V位は来てい
た
タイは220Vだから電気が無いに等しいが工夫すれば使えるかも、、、
日本の器具を使う時用の「変圧トランス」の100V側をコンセントに入れてみた
反対側を測定したら160V位は有る 扇風機を繋いだら回りだした!!やったぜ!
回転は鈍いものの何とか実用になるレベル エアコン無い時の扇風機は嬉しい
ついでにレンジなど他の物も試してみたが負荷が重いと電圧が下がり使えなかっ
た、、、
まあ扇風機だけでも良しとしよう、、、、
夕食は旅行用の「佐藤の御飯」と「ボンカレー ログハウス風」をガスで温めて食っ
た
何かキャンプに来ているみたい、、、お風呂も使えず水で行水、、、
TVゲームもビデオもカラオケも使えない やる事無くて暇だよ〜
Hなんてエアコン無しじゃ暑くて絶対嫌だ! 好きな事が何にも出来ないって辛
い、、、、、
暇を持て余し近くのバス停まで行ってみた
TVも映らないから 男どもギターを持ち出し歌を歌う奴の傍で聞いてる
俺の姿を見かけると お決まりの文句で「煙草」「ラオ」って声をかける
この辺の奴 煙草は結構沢山入って5Bと格安の紙巻煙草を愛用してるが
やっぱり「クロンチップ」等の20本入りのが美味いらしく必ず俺に声をかける
そうだよね20回も声を掛ければ偶には「ラオ焼酎」だって1回位はあるしね、、
でも俺 今日は暇なの! エアコン無しじゃ君達とHもしたくないの、、、
誰か暇潰しに付き合ってよ、、って言ったら 「じゃ飲み屋に行こう」って
この村の近くにはそんな所は無かったでしょ? え?「バイクに乗れ」って、、、
エアコンの無い飲み屋なら行かない方がましだよ、、
バイク2台で計4人 結構走っても電気は来ていない
結局だいぶ村から離れた国道まで出てしまった
もうここからサコンナコンの街までは遠くないって所まできたら電気がきてた
もうサコンまで行って遊ぶしか無いでしょ
結局サコンのホテルにチェックイン ここならエアコン有るからね!
今日バイクで一緒に来た連中は年齢バラバラ 19歳 28歳 それから40過ぎの
オジサン
19と28の奴は前に寝た事が有るが 40過ぎのオジサン 顔は知ってるけど名前
も知らない
若い2人はディスコに行きたいって言う 俺 疲れたから小遣いあげるから行って来
い
その代わり帰ってきたら俺とHして返せよ! 結局オジサンと二人だけ部屋に残った
ここに来るまでにバイクで風を切り 結構涼しくなっていたが尻が座りっぱなしで痛
かった
オジサンにはビールを奢り 俺は1時間の按摩を呼びマッサージをする事にした
今夜の按摩は30歳前の綺麗な女だった 田舎では若い按摩は珍しい、、
按摩が帰ってからオジサン 「あんな女と寝てみたい」って言う
早く言えば俺が済んだ後 マッサージして運が良ければ交渉しだいで出来たの
に、、、
そう教えたら本当に残念そうに悔やんでた、、、
俺がシャワーして彼と交代、、うわ!驚いた 体中落書きだらけ 凄い刺青だ
日本の刺青と違って出来はたいした事が無いが 本当に彼方此方に墨が入っている
しげしげと見詰めていたら彼 勘違いしてチンポ触りながら「やるのか」って聞く
今日は若いの2人確保してるから どうでも良かったが俺の習性で「うん」って答え
た
彼が明かりを消し自分のをしごきながら「若いもんには負けんぞ 触ってみい」って言う
確かに硬くて元気なチンポ そして長かった、、、(太さは普通)
俺を横向きに寝かせ彼も横向きに寝たまま後から挿入
長いから最後まで入ると 「うわ〜」って言う程 身体が感じる
若い人みたいな激しさとスピードは無かったが ゆっくりとしたリズムで繰り返す
この人 SEXしながら話すのが好きみたい それも世間話を、、、
彼45歳で闘鶏好きだって 甲斐性が無いから女に逃げられてばかりで いまだに独身
闘鶏で勝った時に女買いに行くって、、、鶏を飼ってる数は凄いらしい、、
単調なリズムだったが身体の奥深くまで入るので気色良い
そのうちに俺をうつ伏せにさせて 上から攻めてきた
話は続いていたがリズムが変り 声も喘ぎ声になったと思ったところでグサッと奥で止まった
彼 長い時間 抜かずに最後の余韻を楽しんでいるようだった、、
午前2時頃 若い奴等が帰ってきた オジサンは既にイビキをかいて寝てた
ベッドが2つしかないので1人はソファで もう1人は俺と寝た
勿論 Hが終ったらソファの奴と交代して寝る場所が代わったが眠りについたのは
既に3時がまわってた、、、
翌朝バイクを飛ばして村に帰った、、カミイに怒られてしまった
「無断外泊はいけません 何処に行ったか心配した」って、、、、
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